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傷をつける(それでもまだ、愛を囁いて)/ 真夏のワルツ/ ほんとうのなみだを流したことがあるか/ 縋りつくように、戯言/ 時間が遠く、長く、わたしを突き放していく/ 無駄なものはいらないから、/ 風がきみとぼくのあいだを別けるように流れていた/ 見えない道を、歩くように/ 犬の啼くような/ 影が揺れて、壊れる 愛。(請われる、乞われる、恋われる)

増殖、すべてを覆いつくすように/ ひとつだけ咲いた、あなたのはな/ 切れそうな電球がほんのりとぼくを輝かす/ 天がのぞむなら、いますぐそちらへ。/ かがみに嫌われた、わたし/ きっと、たいした願いもなく膝をつき手を合わせて神に祈っている/ 暗闇に光のような夢をみた/ マリア、愛してください。(イエスにしたように)/ あなたの指先から生まれおちる恐怖/ 憧れを感じていた。

あの音が耳から、離れない/ 口の中でとける甘くて、虚しいキャンディ/ 枯れ葉のように、おちゆく恋が/ 夢の中でもいいから、あなたの口から愛の言葉を聞きたかった/ そっとわらうわたし。(どうしてこんなに、おかしいのかしら)/ 壊せば壊すほど、愛しくなる/ 全部あなたにあげるよ/ こんなに近くにいるのに、通じ合わないもどかしい心/ 妬んで生きているのは、どちらの方か。/ どこまでも素直なことばで愛を、

あてにならないことば/ 腫れた頬はずっと痛いままで、/ きみに注ぐ、無数の愛はすべてぼくがはらってあげる/ どんなときでも、思い出して/ ただ、すきだった(過去のことにはしたくなかったはず)/ みつめあい、愛しあおう/ やるせないくらいの沈黙/ ぼくをすきだなんて、言わないで/ 木枯らしがなみだを浚っていきました。/ 朽ちたこころを抱いて縋る

窓越し、感じる吐息/ 嫌いなんだ きみも、きみを愛おしく想うこのこころも / 切れかけたオルゴール(掠れた音が、くるしい)/ 君の強がり、僕の弱虫/ 助けてあげる(だから、微笑んで、愛して)/ 動かない四肢/ 不器用なキス/ 荒れた唇/ 流れ落ちる髪に、見惚れる/ 夢を語れば、また絶望に打ちのめされる

あなたの命日には、/ 恋じゃない、愛なんだ!/ 迷わないように、目印を/ あんなにも願った愛が、こんなにも脆いだなんて/ この風に身を任せられたなら、/ どうして、僕らは飛べない/ 触って、/ 違う価値観を押し付け合う(こんなに、自分勝手な僕ら)/ 赤く濡れた靴/ なにかを犠牲にすることで得られる幸せなんてほしくない と言ったきみの瞳は、

未来までまてない、今すぐ欲しいよ/ どんなときでも思い出して/ 中途半端には生きていたくない/ 散りばめられた奇跡/ 苦しそうに息をしながら、/ 甘美な囁きで惑わす/ 嫉妬の上に成り立つ愛/ 待ち望んだはずの闇/ あやしく揺れる瞳/ 蛇のようにあかい舌

気にしないで(私に、触れないで)/ あなたがいない世界なんていらない/ いつの間にか、好きになっていました/ 理想ばかりが溢れ出して、何をすべきか分からなくなってる/ その喘ぎさえ、僕のものにならないなら/ 真っ暗な森に迷い込んだ/ あなたのための逃亡計画/ 冷たいコンクリートの壁が、後ろに迫って/ 僅かな光でさえ、あの時は大きな太陽に見えた/ きみの声で、たくさんの感情が

偽りでできた、僕だから(慰めなんて、いらないよ)/ ただ ただ、綺麗だ と/ からっぽの愛を受け入れられるほど、私は強くない/ 冷たい指先(暖めても、冷えたままで)/ 苦しまぎれに呟いた、「愛してる」/ 君なら分かってくれると、信じていた/ 見つめられると、呼吸ができない/ なんて、屁理屈/ 笑顔が酷く、疎ましい/ どんな思い出でも、私の愛すべき過去

青い空に、一滴の朱が(だんだんと広がっていって、夕陽が堕ちる)/ 死後に実る愛/ きみのために死ぬくらいなら、/ 夢ばかり見ていたって、虚しいだけ/ 恋を知らないきみを、愛した/ 蹴り上げた恋の行方/ 遥か、僕らの頭上を悠々と流れる雲/ 樹海で逢いましょう。/ 分かり合うことは、できるのかなあ/ ひとりぼっち(寂しくはないよ)